2018年12月31日 1寄港地目(1/17寄港地)
中国に対するイメージは、あまりいいものではない。
日本人にはそう思っている人が多いのではないだろうか。
マナーが悪い。並んでいても割り込んでくる。いつでもどこでも声が大きい。
威圧感のある話し方が怒っているように聞こえる。
経済成長によって大気が汚れている。臭い。ゴミ処理をせず海に捨てている。
実際にそういう部分はあるかもしれない。
すべてを「そうじゃないよ」とは否定しきれないところはありますが、
そうじゃないところもあります!
私たち日本人が中国に対していいイメージがあまりないのは、教育がそうだから。
中国人が日本に対して反日的だと言われるのも、教育がそうだから。
教育の正解はわからないけれど、誤った教育があることを忘れてはいけない。
自分の目で見て、耳で聞いて、肌で感じる。
旅をする中で、そのことが重要だということを改めて実感します。
だから、もっとみんな旅した方がいいと思います!
そんなことを思いながら今回訪れたのは、16世紀前後から茶葉の輸出港として栄え、
古くから諸外国との交易関係が深い厦門(アモイ)。
経済特区として発展し続ける傍ら、観光地としても知られています。
とりあえず、繁華街といわれている中山路(ゾンサンルー)に行くことにしました。
英語がほとんど通じないので、ランチで料理を注文するときもメニューを指さすことだけしかできませんでした。
取り皿やお箸はセルフで取に行くタイプの店でした。
取りに行った先にあったお皿は脂ぎっていて使うことに少し躊躇...。
こんなこと日本ではありえないことだと思いますが、
世界を旅しているとこれくらいは許せるようになってきます。
美味しく中華料理を楽しみました。
観光地に行くのももちろんいいですが、
ただ街を歩いてゆっくり見て回るのも楽しいものです。
ちょっと休憩で立ち寄ったドリンク店では、
なかなか注文が決められず買うのをやめようかと思うほどでしたが
気長に待ってくれる優しい店員さんのおかげでのどを潤すことができました。
ネットの規制が厳しいと言われている中国では何となくつなぐのも怖くてやめておきました。
道に迷ったにも関わらず調べられない不便さは感じましたが、なんとか船に戻ることができて一安心。
出港の瞬間って何度やっても感動します。
そしてこの日は大晦日。
しっかり夕食で年越しそばをいただきました。
毎年家でテレビを見て過ごす年越しは、なんと洋上で!!!
乗船者のみなさんとデッキでカウントダウンして新年を迎えました。
忘れられない年越し・2019年スタートとなりました。
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