2018年6月11日 7寄港地目(7/25寄港地)
スペインの東の玄関口で「カタルーニャ」地方の中心地であるバルセロナ。
スペインの中でも独自の文化や芸術を育んできた特徴のある街。
ここでは『日本語を学ぶカタルーニャの人びとと街歩き』ツアーに参加しました。
現地で受け入れをしてくれたカタルーニャの若者が、
「今読んでいる本です」と見せてくれたのが、
芥川龍之介の代表的な著書である『羅生門』でした。
とても分厚い本を荷物になるのにわざわざ持ってきて見せてくれました。
日本語を学ぼうと思ってくれたこと、
そして学んでくれていることがすごく嬉しいことだと感じました。
日本人である私よりも日本のことに詳しくて、
感心するとともに少し恥ずかしい気持ちにもなりました。
カタルーニャの人たちは、日本のいいところをいろいろ教えてくれました。
日本で生まれ育つとあたり前に感じてしまっていたことも、
実は日本だからこそのいいところだったんだと改めて見つめ直すことができました。
港からバスで移動して観光エリアに到着すると、
少人数のグループに分かれて街案内をしてもらいました。
この街が生んだ偉大な芸術家、ガウディ。
彼の最も有名な建築物とも言えるのが、サグラダ・ファミリアです。
これは本当にすごかった!
本当にほんとうに感動して、
これまで見てきた建築物の中で1番の大迫力だったと言い切れます。
この大迫力でまだ完成していないのだから驚かされる。
完成予定は2026年なので、ぜひそのときに再訪したい!と考えています。
街歩きをしばらくした後に、レストランで昼食を食べました。
お昼からテーブルにワイン。
お酒が好きな人からすれば贅沢な生活なんだろうなと感じる反面、
お酒があまり飲めない私にとってはちょっと嫌な生活。
お料理は海の幸がふんだんに使われていて
豪華なパエリアなどもあってとてもおいしかったです。
お腹も満たされたところで、シウダデリャ公園に移動して交流会をしました。
あまり時間がなかったけれど皿回しやけん玉、折り紙、習字をして過ごしました。
公園でも見かけたシエスタの風景。
私は初めて聞いた言葉だったのですが、
スペイン語で昼休憩を意味するそうです。
ただ、昼休憩といっても日本とは違います。
正午から午後3時までがシエスタの時間です。
日本でもシエスタが導入されたらいいのにと思いました。
ただ休みたいということだけでなく、
結果的に効率を高めることにもつながると思うので提唱したいですね。
その後はランブラス通りまでバスで移動して少しブラブラできる散策タイム。
有名なお土産を教えてもらって購入しました。
知らなかったのですが、棒付きキャンディーの
チュッパチャプスの発祥もここだと教えてもらいました。
港までの帰りはツアー参加者で地下鉄に乗って移動しました。
無事にオーシャンドリーム号に戻って荷物を部屋に置いた後、
ツアー参加者の有志が再集合。
街の案内をしてもらったお礼と言ってはなんですが、
ツアー終了後にピースボートのオーシャンドリーム号の船内を案内しました。
興味を持ってくれているからこそいろいろ質問もしてくれて、
とても楽しい船内見学ツアーになりました。
日本に留学を予定している人もいたので、ぜひ今度は日本を案内したいと思いました。
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