SNS上での誹謗中傷で人を殺せてしまう時代

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関心

フジテレビ系列の恋愛リアリティー番組『テラスハウス』は、Netflixやフジテレビ・オンデマンドで配信されていた人気番組でした。

この番組に出演中だった女子プロレスラーの木村花さん(享年22)が亡くなったというニュースが連日取り上げられていますね。

死因は不明ですが、SNS上での誹謗中傷に悩まされていたとのことで自死とみられています。

テラスハウスは、私が大学生だった頃も放送されていた番組です。

今と出演者はガラッと違いますが、友だちとよく一緒に見て楽しんでいたのを覚えています。

最近は全く見ることもなかったので木村花さんのことは存じ上げていませんでしたが、とても心が痛んでいます。

番組を見て友だちと意見交換をするのはいいと思います。

あーだこーだと恋愛観を話すのは結構盛り上がりますしね。

でも、今回は悲しいことに便利なSNSが人を傷つける道具として使われてしまいました。

「表現の自由」を主張する人もいるでしょう。

「有名人はいろんなこと言われるのは覚悟できている」と勘違いしている人もいるでしょう。

「みんながしているから」と自分も書き込みをしている人もいるでしょう。

「匿名だからこんなことまで言っちゃおう」と気が大きくなっている人もいるでしょう。

きっと自分がそんなことをされた時のことはちっとも考えないで。

SNSとうまく付き合っていかないといけない時代だからこそ、一人ひとりにしっかり考えてほしいことがあります。

今回もそうですが、SNSを使ってダイレクトに本人を傷つける必要はあったのでしょうか?

私は匿名が悪いとは思いません。

でも彼女の死後、書き込みが削除されているという話を知りました。

それじゃ遅いんだって。

書き込む前にちゃんと考えられなかったのかな?

個人が特定されたら怖いからとか、罰せられたら困るからとか考えたなら、ほんとに卑怯な人だと思います。

言葉には力があります。

だからこそしっかり考えてから発信するクセをつけましょう。

もうこんな悲しいことを起こさないためにも。

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