海外に関心を持つようになったきっかけ

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関心

私が海外に関心を持つようになったきっかけは

ある1枚の写真でした。

それは小学生の頃、

社会の授業で使っていた資料集に載っていた写真だったと思います。

南アフリカ共和国の報道写真家であったケビン・カーターが撮影した

『ハゲワシと少女』の写真。

これほどまでに衝撃を受けた写真はありませんでした。

ハゲワシが飢餓寸前の少女を狙っている。

日本での生活とはあまりにかけ離れていて、

なぜこんなことが起こっているのかと疑問に思いました。

そして、何か私にできることはないのか

小学生ながらに考えたことを覚えています。

この写真について調べてみると、

スーダンでの内戦の状況を取材した際に撮られたものであることがわかりました。

1993年3月26日付のニューヨーク・タイムズ紙にこの写真が掲載されると、

とても大きな反響があったそうです。

広く全世界の新聞にも掲載され、とても有名な写真になりました。

かなりインパクトのある写真であっただけに、

「なぜ少女を助けなかったのか」という批判もありました。

この写真をめぐっては、

「報道か人命か」というメディアの姿勢を問う論争にまで発展しました。

とても考えさせられる論争であると思います。

しかし、少なくともこの写真を見た私は

何か自分にできることはないかと考えることができました。

世界を知る。

世界に友だちをつくることが平和への第一歩。

私はそう考えました。

世界に友だちができると、

他人事ではなく自分事としてニュースに耳を傾けられるようになります。

世界一周を夢みるようになったのもこの写真があったからでした。

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