2018年7月12日・13日 17寄港地目(17/25寄港地)
オーシャンドリーム号はハドソン河をさかのぼって、
マンハッタンの中心地に入港しました。
入港の前には自由の女神を横切りました。
アメリカの独立100周年を祝い、フランスが友好のしるしとして贈った自由の女神像。
当時、ニューヨークにたどり着いた移民たちが、
この像を見て新しい土地への夢や希望をふくらませたと言われています。
世界中から人びとが集まり、
多様な文化が混ざった「人種のるつぼ」と称されるニューヨーク。
まさにそれを体感できる2日間でした。
1日目。
港から歩いて地下鉄の駅まで移動して、
切符を買ってグランドセントラル駅に行きました。
駅とは思えないほど豪華な内装でとっても素敵な空間でした。
また、アメリカに来たら絶対に立ち寄りたいと思っていたのが国連本部。
叶いませんでしたが国連の職員になりたいと思っていたこともあったからです。
国際政治の中心であるニューヨークの国連本部は、
193カ国の加盟国の代表、さまざまな国際機関、非政府組織(NGO)が集まり、
平和、人権、環境といった地球規模の問題を議論する舞台でもあります。
NGOピースボートは国連の特別協議資格を持ち、
さまざまな会議への出席やワークショップを行っているそうです。
タイムズスクエアでは人がごった返していて、
映画のシーンでよく見るような大きな看板がたくさんありました。
路上では偽物のミニーちゃんの着ぐるみを着ている人などがたくさんいて、
観光客と写真を撮ってお金をもらっていました。
夜にはブロードウェイミュージカルの『アラジン』を鑑賞しました。
会場のスケールは思っていたよりも小さくて、
演者の表情までハッキリ見ることができました。
それがとてもよかったです。
もう少し英語がわかればみんなと同じタイミングで笑えていたのになー。と思いました。
夜はマクドナルドでハンバーガーとポテトを食べました。
ビッグサイズを期待していましたが、普通のサイズでした。
日本との違いは、ドリンクが大きいことくらいでしたね。
2日目。
自由の女神の前を通ってスタテンアイランドに行くフェリーが無料でした。
どんなところかあまり調べずに行きましたが、
ニューヨークヤンキースのキャンプ地や9.11モニュメントがありました。
対岸に見えるワールド・トレードセンターを眺めながら、
9.11の悲劇を思い出しました。
2001年9月の米同時多発テロにより倒壊したワールド・トレードセンター。
その悲劇の象徴は、15年の時を経て、
全米一の高さを誇るワン・ワールド・トレードセンターに生まれ変わりました。
高い建物がたくさんある中でもひときわ目立っています。
すぐ近くにはカラフルな写真スポットがありました。
米国で最も古く、鋼鉄のワイヤーを使った世界初の吊り橋、ブルックリン・ブリッジ。
映画やミュージックビデオでも撮影地として使われる場所でもあります。
とてもかっこいい橋でした。
小腹が空いてきたので99¢ピザを食べました。
安いしおいしいしとってもお得なピザでした。
タイムズスクエアに戻って、チョコレートのm&msのお店にも立ち寄りました。
日本で売られているものよりもビビッドカラーのチョコが多く売られていました。
ニューヨークならではの商品も多く、見ているだけでも楽しい店内でした。
ニューヨークはニオイがころころ変わる街でもありました。
ゴミのくさいにおい、香水のにおい、汗のにおい。
ホームレスや物乞いの人も多かったように感じました。
明るくきらびやかな社会である反面、格差を感じる社会でもありました。
アメリカでは新しいものをたくさん感じることができました。
そこで思い出すのが、水先案内人として乗船されていた
国際ジャーナリストの伊藤千尋さんが講演された「人はなぜ旅をするのか」です。
彼は、ロマの教えである「一か所に留まっていれば精神が腐るからだ」と言っていました。
まさに、新しいものを感じた瞬間、旅をする意味がわかったように思います。
出会ったことのない人に会うのはとてもワクワクしますね。
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