いつでもポジティブ思考でいられるわけじゃない

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成長

「いつも明るいし悩みなさそう!」とよく言われます。

確かに考えてみると寝たら切り替えられるタイプだし、いつの間にか忘れている悩みも多いかもしれません。

でも私だって悩みがないわけじゃありません。

私の場合は、落ち込んだときいつも救いの言葉を求めて記事を探します。

同じ思いをしている人がいる。それだけで少し安心できます。

ただ、こんな考え方ができる人もいるんだと感心したりする反面、今の私にはできないな…と落ち込んだりすることもあります。

ここ最近は、新型コロナウイルスの影響で悩みが増えた人も多いのではないでしょうか?

私も例外ではなく、悩みが増えたように感じています。

ただその間にも考える時間が持てたおかげで落ち着いた気持ちもありました。

私はここ数カ月の間、強く思っていたことがありました。

それは、実家を出たい!一人暮らしがしたい!!!ということです。

過去の話ですが、新卒で社会人になって初めて一人暮らしを経験しました。

そして、自分には一人暮らし向いていないとその時ハッキリとわかりました。

私の仕事は外回りの営業だったのでコンビニで買ったものを駐車場で食べたり、アポイントがあって急いでいるときは運転しながら食べたりしていました。

仕事からの帰りも遅かったし、土日以外は夜ご飯もコンビニで買ったもので済ませることが多かったです。

社会人になってからの肌荒れの記事にも書きましたが、食生活のせいか肌は大荒れしてしまい、皮膚科に通って薬をもらっていたほどでした。

自分の生活の管理もできない情けなさもありました。

そして何よりも寂しかったのです。慣れるものかと思いましたが、慣れないタイプでした。

だから今でも一人暮らしは向いていないと思っています。

それでも実家を出たい!一人暮らしがしたい!!!と思ったのには理由がありました。

それは、仕事を辞めてから実家に居るときに気づきました。

仕事を辞めている状況で実家に居るのは思っていた以上に居づらいということに。

自分にはできることがないとヒシヒシと感じさせられました。

親にやってもらっていることを少しでも手伝えばいいのですが、

それすらもやる気になれない時期もありました。

そして、「早く結婚しろ」と言われるのが何よりも嫌でした。

わかりますよ。早く家庭を持ってほしいという親の思い

私だってできるものなら今すぐにでも結婚したいと思っています。

友だちは結婚していくし、もう子どもだっています。

そんな友だちのインスタグラムの投稿などを見ていると、正直うらやましいなーと思います。

甥っ子・姪っ子の子守りをするのも楽しいですが、自分の子どもだったらまた全然違うんだろうなーとも思います。

めっちゃくちゃ可愛いんだろうなーとか。

そして、私もお母さんになりたいと思っています。

お母さんって必要とされる存在の究極だと思うから。

でもそんな気持ちもありつつ、自分のしたいこともまだあるという葛藤もあって。

なんだかんだで27歳。

まだ27歳と言う人もいれば、もう27歳と言う人もいます。

私の実感としてはもう27歳です。

新卒で働いていた会社を退職してからクルーズ船で北半球と南半球の世界一周をして、もう満足したしもういいかなと思っていました。

特にもう船はいいかなと思っていたので、地元の会社で正社員として働き出していました。

でも、突然あるお誘いをいただきました。

―――――今度は乗船客としてではなく乗船スタッフとして船に乗りませんか?

なぜ私に声がかかったのかは、正直わかりませんでした。

クルーズ生活でスタッフさんのお手伝いをしていたわけでもないし…。

でも、必要としてもらえた。そんな気がしました。

自信はないしできることなんてないのですが、役に立ちたい・期待に応えたいと思いました。

私が充実したクルーズ生活を過ごせたのはスタッフのみなさんの存在があったからでした。

私もそんな存在になりたいと。

だから、思い切って会社を辞めることを決断して社長と話し合いをしました。

言われたことはこうでした。

「あなたのやろうとしていることは意味がない!」

「ただの時間の無駄だ!」

そして、「親を泣かせたらあかんやろ?」と。

心配してくれている気持ちも伝わっていましたが、やっぱりこう言われるんだなと思いました。

そして、親にも反対されるとわかっていたのでなかなか話せませんでした。

結局そうこうしている間に、新型コロナウイルスの影響で船の出港は中止になりました。

私はスタッフとしての乗船を今回の限定で考えていたので、結果として私はこの最悪なタイミングで職を失うことになりました。

でも、これでよかったのです。自分で決めたことだったから。

ただ、私がやりたいことは誰にも応援してもらえないんだ…と感じてしまいました。

親に認めてもらいたいという思いとは裏腹に、世間の目を気にさせてしまう存在になっていることに少し罪悪感を感じています。

腫れ物に触るように「何を考えてるんや?」と親に聞かれても、今は特に何も話せることはありません。

でも迷いながら進んでいます。

新型コロナウイルスがなければ今ごろは何をしている予定でしたか?

留学していた人、就職していた人、転職していた人、結婚式を挙げていた人…。

私は世界3周目の旅の途中…のはずでした。

でも今は新型コロナウイルスがある世界。

当たり前だった生活は当たり前じゃなかったことに気づかされました。

とりあえず早く実家を出ようと思っていましたが今は就職も難しい状況。

近年は売り手市場で仕事なんていくらでもあるんじゃないかと思っていましたが…。

これからどうするかはまだ自分でも考え中です。

やりたいようにしていくと思います。なるようになっていくと思います。

ただ、私は人に相談したり頼ったりするのがすごく苦手です。

気持ちとは裏腹に、助けてくれようとする人の手を振り払ってしまうこともあります。

でも、そんな私が自分から頼ったときには少し助けてもらえると嬉しいです。

先の見通しも立たず不安な日々が続いていますが、支え合い・思い合って乗り越えましょうね。

人の気持ちには波があります。

いつでもポジティブ思考でいなくちゃなんて思わないでね。

コメント

  1. 砂維夏ゆり/Yuli より:

    悩んだり誰かに頼りたくなったりするのは健全なことです。人間らしい豊かな感情があるからこそです。だから大丈夫ですよ❤

    どんな出来事もポジティブな面とネガティブな面と表裏一体です。世界がこんな状況になったからこそ、と後々おだやかな気持ちで語り合える日もきっと来ます。

    たとえば実際、世界各地で人間が産業・商業活動等を大幅に縮小した結果、自然環境(動植物の生態系や、大気や海・河川の水質汚染等) が明らかに改善されているなどの報告が出始めています。

    希望を持ち続けてください。多少の時間はかかっても、今の苦難を乗り越え、さらに美しく澄んだ水のようなしなやかさを増したミズカさんの未来を信じています。私はずっと応援していますよ!
    (^-^)/☆

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