2019年1月27日 7寄港地目(7/17寄港地)
頂上が平らなテーブルマウンテンを望むケープタウン。
日の出とともに入港したのがとても印象的でした。
港を出るとすぐにタクシーが待っていてくれました。
主要観光地をぐるっと案内してもらうコースで1人45ドルでタクシーに乗りました。
最初は世界遺産のテーブルマウンテンへ。
山頂は風が強く寒いうえに、天候が変わりやすいとのこと。
雲が下りてくると立ち入りは禁止となります。
テーブルマウンテンの山頂は約3kmに亘りほぼ平坦。
それがテーブルのように見えることから名づけられました。
そこに雲がかかることをテーブルクロス現象と言っています。
テーブルマウンテンのすぐそばにある丘は、
ある角度から見るとライオンの頭に見えることからライオンズヘッドと言われています。
もう一つの小高い丘は、デビルズピークです。
どちらもハイキングスポットとなっています。
残念ながら山頂の天候の影響でロープウェイが動かず、
今回は頂上からの景色を楽しむことはできませんでした。
後ろ髪引かれる思いもありましたが次に向かったのは、
世界遺産にも登録された喜望峰自然保護区。
入場には303南アフリカ・ランドかかりました。
ケープポイント(喜望峰展望台)は風が強すぎて体が吹き飛ばされそうでした。
保護区ではあるものの自由に歩くことができます。
大きな動物はいませんが、バブーン(ヒヒ)に遭遇しました。
インド洋と大西洋が出会う場所ということでしたが、
境目なんてものはないのでわかりませんでした。
でも、素敵な場所だなと感じました。
喜望峰のビーチはライフガードがいないし、潮が激しいためいつの間にか沖に流されてしまうため泳ぐのはオススメしないとタクシーの運転手さんが教えてくれました。
海からは強い風が吹くため、海岸近くには木が生えないとのことでした。
自然の力を感じさせられました。
その後は移動をしてボルダーズ・ビーチのペンギンコロニーを訪れました。
風でビーチの砂が体にあたって痛いくらいでしたが、可愛いケープ・ペンギンたちに出会うことができました。
今回私は自由行動を選んだのでツアーには参加できませんでしたが、
タウンシップ(アパルトヘイト時代の旧黒人居住区)を訪れ、
治安が悪い屋外で安心して遊べない子どもたちが屋内での遊びとして習う折り紙を使って交流するツアーや、
アパルトヘイト(南アフリカで進められた人種隔離政策:白人と有色人種を分割して統治すること)を後世に伝える負の遺産としてユネスコの世界遺産に指定されたロベン島を訪れるツアーもありました。
ちなみにロベンとはアザラシのことで、オランダが名づけたそうです。
ハンセン病患者を隔離していた島でもあり、こちらの島の刑務所ではネルソン・マンデラ元大統領が収容されていました。
知らなかったことを知る。そこから歴史をさかのぼってみる。
学校で学ぶ暗記のための歴史学習とは違う。学びたいと思ったときに学ぶ。
これが大事だと感じました。
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