2019年1月5日 2寄港地目(2/17寄港地)
サンスクリット語で「獅子の町(シンガプラ)」という意味の名前をもつシンガポール。
面積約700㎢、東京23区とほぼ同じ広さという小さな国です。
多彩な文化や宗教、
そしてエリアごとに特色ある街並みが魅力的な多民族国家でもあります。
今回はシンガポール観光で王道のマーライオンには行かず、
イースト・コーストのカトンと呼ばれるエリアへ。
船内で知り合った親子と一緒に楽しみます。
港からバスに乗り1時間弱で目的のエリアに到着。
ここは、マレーと中国、ヨーロッパの文化が融合した
プラナカン文化が息づく数少ないエリアです。
高級住宅街で街の雰囲気も静かで落ち着いています。
もういい時間だったので先にランチをすることになりました。
老舗のカトン・ラクサというお店に行きました。
短い麺のラーメンのようなラクサ。
とてもおいしいですが辛くて汗が流れてきました。
ライムジュースが口を癒してくれるので合わせて注文することをおすすめします!
また、店内で食べるよりもテラス席で食べるのもおすすめです!
カトン・ラクサのお店からすぐ近くには、スリ・センバガ・ヴィナヤガー寺院があります。
イースト・コースト・ロードから
セイロン・ロードに入ってすぐのところにあるヒンドゥー寺院。
入口のゴープラム(塔門)は、
古代南インドのチョーラ王朝の伝統様式にのっとったものだそうです。
カラフルな寺院が多いシンガポールでは珍しく白い寺院です。
ここはシヴァ神の子どもで人間の体にゾウの頭をもつガネーシャ神が祀られています。
1850年代の創建、2003年に改築されており、彫像や宗教画もとてもきれいです。
カトンは装飾の美しいプラナカン様式の家々が建ち並ぶ、とても可愛い街です。
色がある生活はそれだけでも明るくなれて素敵だと思いました。
たくさん歩いて小腹も空いてきたのでTOAST BOXのカフェで一休み。
カヤジャムがはさまれたカヤトーストがおすすめです。
カヤジャムとは、ココナッツミルクとカモの卵、
またはニワトリの卵を使って作られるジャムです。
見た目は緑っぽい色をしているものもあって不気味に感じることもありますが、
味は甘くてとってもおいしいのでやみつきになると思います。
一休みしてからは、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイに行きました。
高さ50メートルもの人工の木「スパー・ツリー」がお出迎えしてくれます。
そして、お子様連れにおすすめなのがここです!
子どもが水遊びできるスペース「チルドレンズ・ガーデン」は無料で楽しめます。
着替えを持ってきておられませんでしたが、
こんな楽しそうなのを目の前にしたら入らずにはいられませんよね。
天気がいい日には濡れてもすぐに乾くので、気にせず思いっきり楽しんでおられました。
言葉の通じない子とも仲良く遊んですぐ友だちになっている姿を見て、
子どもの力ってすごいなと感じました。
せっかくなのでスーパー・ツリーの「OCBCスカイ・ウェイ(空中散歩)」もしました。
敷地内からは、近くのマリーナベイサンズも見られました。
他にも巨大なガラスドームの中に再現された常春の楽園(フラワー・ドーム)、
雲で覆われた高山をイメージしたクラウド・フォレストなどがあります。
今回は時間がなくてライトアップまで見られなかったのが残念でした。
今回でシンガポールは3度目でしたが、
観光もしやすいしまだまだ見どころ満載だと感じました。
日本からも近いしまた新しい場所に訪れたいと思わせてくれるシンガポールでした。
コメント