2018年7月4日 15寄港地目(15/25寄港地)
世界最北に位置する首都のレイキャビク。
国内のほとんどの暖房・給湯設備は地熱エネルギーが利用されています。
寄港日は天気があまり良くなかったけれど、
もともとアイスランドは曇りの日が多いらしい。
ここでは『ゴールデンサークル観光』ツアーに参加したので、
バスに乗っているだけで次の場所に連れて行ってくれるのがとても楽でした。
今回のツアーで観光したゴールデンサークルを順番に紹介したいと思います。
まず1つ目が、北米プレートとユーラシアプレートの割れ目がある
世界遺産シングヴェトリル国立公園。
到着してすぐは天気が悪く、雨も降っていたのでカッパを着ました。
入口のところに無料の簡易トイレがあったので、
みんながトイレを済ませてからガイドスタート。
自然が作り上げた景観に圧倒されながら進んでいきました。
カメラに夢中になっていると足元が危ないところがあるので要注意です。
かつて国の重要事項を決める集会が行われていたスペースがあり、
そこからの景色も楽しみました。
どんなことが話し合われていたのかと想像を膨らませながら過ごすのもいいですね。
また、地球の割れ目をまたいでみました。
この割れ目はギャオといわれています。
割れ目の大部分は大西洋の海の下にあるため見ることができませんが、
ここでは割れ目が地表に現れており見ることができます。
上まで行くとお土産屋さんがあるので、
ここでしか買えない溶岩の置物やTシャツを見つけるのもいいと思います。
店員さんも親切でとてもいい印象でした。
2つ目が、勢いよく噴き出す巨大間欠泉ゲイシール。
地球の呼吸を感じられる場所でした。
噴きあがるときには大きな歓声が上がっていました。
毎回、「くる!くる!くる!」とワクワクさせられる大迫力でした。
間近で見られるのが最大の魅力でした。
写真でとらえるのは難しかったですが、
大きい小さいはあるものの10分に1回くらいは噴き出していました。
間欠泉の熱湯は80℃~100℃と表示があったので
すぐ近くに植物がたくさんあったのがとても意外で驚きでした。
地中のミネラル等によって変色し、青い色をしたところもありました。
そして3つ目が、「金の滝」という意味を持つ
最大幅約70メートルのグトルフォスの滝。
雄大な自然に圧倒されっぱなしでした。
滝を上からと中間くらいから見ることができました。
寒いのでジャンパーを着ていくのがオススメです。
駐車場の目の前に品揃えの豊富なお土産屋さんもあったので、
見ているだけでも楽しめました。
アイスランドの地熱発電技術は日本から来ているものがあると聞きました。
日本も火山大国で地熱発電が向いている国といわれています。
原子力発電が問題になっている今、
日本が取り組むべき自然エネルギーへのシフトを考えさせられた国でした。
アイスランドを出港してからでしたが少し青空も見られました。
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